【Made in Me.】ようこそ、最果てへ【産み出す編】制作ドキュメンタリー#1

インタビュー

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僕の思いつきで始めた連載企画

「イッセイ」は思いつきで行動するWEBメディアだ。ただ、行動には好奇心が必須。

大切なのは書きたいと思う気持ちだ!それだけが僕を強くする!

Twitterで僕が先日、こんな内容を投稿しました。

うん。もう4月のことなんだね。

遠い春から初夏に差し掛かりました。

そして、かなり応募も多かったです。ありがとうございます。

その中で「サブスク100曲配信プロジェクト」というのが目についたんです。

僕自身「サブスクってインディーズが稼げる・売れる構造になってないだろ」と思っていたのですが

もしかしたら単純に「曲数が多ければ」可能性はあるのではないか。とも思いました。

なので、どんな感覚で曲作りしているのか見に行ってやろうと思いました。

Made in Me.】彼らのオーダーメイドについてドキュメントを書きます。

今回は「産み出す編」です。

曲は彦の頭に生まれ続ける

 

Made in Me.

4人組ミレニアルロック。カオス。思考実験バンド。彼らの音楽は常に「情」がある。多様なサウンドの中で曲によって顔も歌もバンドのスタイルも変わる。1000の顔を持つバンド。

彼らと待ち合わせたのは、神奈川のある駅の近くのファミリーマートだった。

Voの彦はニット帽をかぶり、Gtのじゅんちゃいは機材を抱えて待っていた。

僕はわりと会うと腰が低いのが自慢だ。それは普段のTwitterでの発言から「冷たい人」とある程度燃えるようになったからだ。少なくとも僕はドキュメントを書く相手にはリスペクトを持って接している。そこはもう、社会人として当然のことだ・・・

彼らは徒歩で制作現場まで20分以上ある。と話した。

せっかくなので、色々話を聞いた。というより語ってくれた。

俺らは全員で音楽について考えなきゃいけない時代はもう来ていると思っていて、それぞれがDIY精神でやれる気概じゃないと、もう売れないと思っているんです。
イッセイ
僕もそう思います。というより、昔からそれが普通だった。けど、CDが売れた時代が音楽を売るという側面と、CDという「モノ」を売る側面もあったんじゃないかなって思っているんです。
そういう意味でも、今音楽をやれていること自体に意味があるんじゃないですかね。

彼はとても淡々と現在の音楽ビジネスについて考えており、自分たちではなく「自分と信頼する仲間の音楽を含め」このシーンを変えたいという意志が見えた。

曲名:19hours

彼らのドキュメンタリーを依頼しようと思ったのは、衝撃的な楽曲クオリティとDIY精神に惹かれたからだ。

この「19hours」という楽曲も上昇気流に乗っかる彼らのスタイルとどこか、孤独すら感じるコードが揺さぶりをかけて仕方ない。

そんな彼らの「全方位に向かってクリエイトする姿」は新時代のバンドシーンのスタンダードになる可能性を十分に秘めていた。

「soleil」の誕生を見た

彦の制作環境に到着した。

彼は少し恥ずかしそうに部屋を片付け始めた。もともとは自宅の部屋は物が散乱していたが、30分ほどで片付けが完了した。

人が座るには十分なスペースだった。

僕が「もういつもの雰囲気で制作しちゃってください!」と伝えると、すぐに制作に取り掛かった

Macが一台と簡易的なレコーディング機材が揃っている。まさしく「デモ」ならではの設備。

実際の制作現場

イッセイ
もう頭の中に曲の構成はあるの?
なんとなく手をつけたいと思うメロディがあって、それをどうやって更新していくかですね
イッセイ
え、それってだいたい何曲くらいあるの?
頭の中なんで数えたことはないですけど、iPhoneのボイスメモとか含めると常に300くらいはあるんじゃないかな?

彼は常に頭の中でメロディを書いては、メモにとり、やがて肉付けを行っていく。

そして、集中の時間に入った。

ここで驚いたのは、もう彦の耳に声は入らないということだった。

イッセイ
今回はどんな曲?
・・・

一瞬なにか逆鱗に触れたかなと思ったけど、彼は全く持って外界の音を遮断してしまった。

まずはリズムトラックを作る。

音は彼のイヤホンの中でしか鳴らない。

でも、そのスピードたるや、まるで教科書をなぞっているかのように速かった。

タバコ休憩の瞬間に話を聞く。

イッセイ
普段からもうそこまでテキパキ決めていっているの?
音楽は何となく風景をイメージしていて、「ここで弾きたいな」「こういう人と歌いたいな」と思いながら作ってます。

場所や人、シチュエーションまで想定された楽曲の名前は「soleil」フランス語で「太陽」という意味だ。

アコギ一本とリズムトラックで形成された楽曲は、夏だぜ!イエイ!といった感覚ではなく、「キャンプの夜、何となく真面目な話の雰囲気に流れる楽曲」のような繊細さがあった。

彼らのもつ楽曲はどこか訝しげで、触れると痛そうな楽曲が多い。また楽曲によって縛られない。

新しい形のバンドスタイルだとも思う。

たった2時間でここまで作れるのか

歌入れをしている彦

彦が休憩を終わらせると、制作に戻る。その間はGtのじゅんちゃいから話を聞くことができた。

イッセイ
いつも彦くんはこういう深い集中に入るの?
じゅんちゃい
いや、普段ここの段階での制作現場は見たことないんです。でも、音楽になると長い時間喋れますよ(笑)愚直に貫いているというか、僕が会ってきたバンドマンの中でも、かなり特殊な方です。

そして彦はいよいよ、メイン部分となる「歌詞」の制作に入る。

歌詞はスマホのメモに打ち込むスタイルだが、彼は「友達にLINEを送る」ようにずっと歌詞と向き合う。

本来はなんども曲聴いて、実際に歌って、メロディに合わせて作詞を行ったりもする。(僕がそうなだけ?)

彼らにとって歌詞は最たる武器でもある。

そもそもラップって音程よりも韻やリズムを優先する。これが歌メロになると「音程」と「発音」のバランスを考えながら制作するので、かなりリズムがおざなりになる傾向が高い。

だからHIPHOPなどのラップはアーティストの思想が乗っかりやすい。だからこそメロディよりも思想をメインに置いているのではないかと僕は感じた。

黙ってスマホを見ること1時間。彼らの楽曲のほぼ根元は完成したかに思えた。

曲名:soleil(DEMO)

次回はスタジオ制作編

今回は制作が生まれる瞬間をお伝えしました。

そして、このsoleilという楽曲はどこまで進化するのか、次回はスタジオ制作編です。

ちなみに 7/15(月・祝)に開催された彼らのワンマンイベント「奇天号街ーマイサンクチュアリィー」で初披露された楽曲である。

会場で一足早く聴いたファンの方はここから進化する過程も楽しんでください。

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