何も無くなった場所から再スタートしたアーティスト“恵良翔”に話を聞きに行った

インタビュー

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インタビュー企画第2弾ということで、こうして色々なミュージシャンの人の話を聞いて、もちろん今まで聴いたことない!っていう人に聴いて貰いたいっていうのもあるけど、

それよりも、ファンの人が読んでいてもっとそのミュージシャンが好きになればいいかなと思います。

 

皆さんはこの前、「今年の中心もソロアーティストだった。来年のヒットを期待するアーティストを紹介」という記事を読んでいただけただろうか。

僕が超個人的におすすめする来年のアーティストを紹介したんだけども。

見てない人は読んでね。

 

今年の中心もソロアーティストだった。来年のヒットを期待するアーティストを紹介

 

アーティストには歌声だけでなく、「雰囲気」がより可視化できるようになった。

 

今はまさしく、ソロアーティストが注目を集めている音楽シーンな気がする。

そもそもなんで、ソロアーティストが売れているのかというと「カリスマ性」がある。

それに尽きるだろうし、なによりバンドやアイドルになった場合「○○推し」という別れ方がなく、ファン同士でアーティストの良さを共感し合えるのだ。

 

皆さんは「BUMP OF CHICKEN」や「RADWIMPS」「Mr.Children」など、必ず一度は聴いたことあるであろうバンドのヴォーカル以外のパートのメンバーを言えるだろうか?

もしかしたら、BUMPに至ってはベースのチャマは精力的にSNSを駆使しているので、知っている人は多いかも。

でも、ほとんどの人って覚えられてないんじゃないかな?

ファンにとっては当たり前のことでも、曲にハマった人じゃ無いかぎり難しいと思う。

 

その点、ソロアーティストはそれ以外の呼び方が無いんだから必然的に覚えられる。

すぐSNSのリツイートやネットニュースに挙げられている。

今はアーティストにとって「覚えてもらいやすい」ツールがたくさんあるのだ。

だからもうライブで「名前だけでも覚えて帰って下さい」とか二度と言うんじゃねぇぞ。

お前は名前覚えてもらいたいんじゃなくて、好きになってもらいたいはずなんだからな。

 

シンガーソングライター恵良翔に話を聞いてみた

話がズレてしまいそうなので、ここから本題。

シンガーソングライターの恵良翔という人間をご存知だろうか?

 

恵良翔

彼とは自分がMrs scottie pippenというバンドやっていた当時、恵良翔はbuzz.というバンドをやっていた。

結構仲良くしていて今はお互いにバンドをやめてソロアーティストとして活動している。個人的には注目のシンガーソングライターだ。

彼の歌声には魂がこもっている。技術的な部分ではなく、感情が伝わってくるのだ。

聴く人の心を裸にしてくれる。彼の歌は彼のだけのものでなく、聴く人全員のものだ。

 

バンドの終わりはすごいショックな出来事だった

イッセイ:バンドを解散したあと、なんで1人でやろうと思ったの?

 

恵良:buzz.っていうバンドが宮崎から上京してきて、始めて組んだバンドだったんだ。
でも、解散っていう結果になって、ひとまず「音楽活動を続けていくべきなのか」っていうのは悩んだ。
もちろん仕事をしながら趣味として音楽をやっていこうとも思ってた。
バンドを辞めて1年経って、仕事と家を往復するのが、虚しく感じ始めてたんだよね。
で、「曲を書きたい」っていう気持ちが強くなって、 そしたらステージに立った時の事を思い出して、またステージに立ちたいって思ったんだ。

 

イッセイ:俺はすごく自分のバンド解散してわかったんだけど、バンド解散したあとの人生って生きている限り誰にでもあって、音楽で生きていこうって思ったときって、生活に音楽を詰めていたじゃない?
そこがぽっかり穴が空いて、退屈だなって思ってたんだ。
でも俺はステージに戻れないなって思ったの。
だから、インターネットだったらお金を取らない形で場所があるから、ここでもいいやって思ったんだ。
その中でカバーとかもやってて、恵良の歌声が聴きたくなったんだよね。
だから参加してもらったっていう経緯があるんだ。

 

恵良:それはありがたい(笑)

 

曲名:君はロックを聴かない/あいみょん -ISSEY Cover

何も無いなっていう自分の居場所に気づいて「まっしろ」な状態で始めようと思った。

2018年に恵良翔は「まっしろ」というアコースティックギター1本・歌声1本というシンプルな3曲入りのシングルを発売した。

イッセイ:恵良の歌声には心が入っているっていうか、とてもシンプルに聴いている人に入ってくるなって思っているんだ。

で、この新譜の「まっしろ」は恵良っぽいなって思う反面

何で「まっしろ」っていうタイトルにしたの?

 

恵良:前のバンドがすごい人気だったとか、売れたとかっていうわけではないんだけど、ファンの人はいてくれていたなっていうのは感じていたんだ。

で、ソロを始めたときに「buzz.」が今度は恵良1人で音楽活動を始めるって知ったら、「戻ってきてくれる。」って思ってたんだよね。正直に言うと。

1回でも2回でも「どんなもんなんだろ」っていうので、見に来てくれると思った。

もちろんスリーピースバンドだったから、三位一体になっている音楽が好きになってくれたりだとか、メンバーそれぞれに好きな人がいたりとかはあったと思うんだけど。

バンドの核の部分を担っていたっていうのはあったから。

でも、予想以上に来なくて、自分の努力不足ではあるっていうのはわかっているんだけど、自分のバックボーンをこのソロ活動で持って行けると思っていた。

でも、現実を見たときに「自分は何かをやってきたんだ。」っていうまるで何か力を持っている人間のような感じで、歌う覚悟じゃダメだな。って感じたんだ。

だから、前のバンドとは別で「恵良翔」っていう個人で、「全く何も状態から」っていう意味で「まっしろ」ってしたんだ。

 

曲名:それでも / 恵良翔

 

イッセイ:なるほど、自分は何者でもないってことを知って出来上がったシングルなんだね。

このCDを聴いたときに中でも「はじまりの夜」っていう曲がすごく恵良っぽいなって聴いてたんだけど、恵良は音楽の中で自分の裸を見せるというか、聴く人を気持ちを裸にするのが上手いなって思うの。

やっぱり1人でいる寂しさっていうのを知っている人間なんだなって聴いてて感じる。

恵良自身の音楽のルーツとか、どういう音楽からきているの?

 

恵良:究極、宇多田ヒカルとか、平井堅のいわゆるシンガーになりたい(笑)

一番根本にあるのはJ-Popでジャニーズとかも聴いてきたし、小さい頃に聴いていた歌手に憧れて始めたっていうのはあるんだよね。

 

イッセイ:ザ・ソロだね(笑) バンドマンだったとは思えないね(笑)

でも最終的に音楽やっていると、J-Popってレベルが高さに気づくよね。

 

ギター始めたのもYUIを聴いてだからね、あまりバンドを聴いてこなかったのかも。(笑)

ライブでは目が合わない時ですらコミュニケーションを取れているって今は感じられる。

イッセイ:普段のライブは1人になってみてどう?

 

恵良:あーどうなんだろ。でも、バンドってステージの上では1人じゃ無くて、必ずメンバーがいるから、バンド自体を大きく見せてくれる。

でも1人になって、今はお客さんと向かい合っている感じがする。目がずっとこっちに向いてるしね(笑)

バンドの時は「あの人に届けて歌うぞ!」っていう気持ちがあったんだけど、お客さんとしては他のメンバーがいるから、どうしても目が合わないって時があったんだ。

でも今は、お客さんとの目を見て歌えるし、何なら目を逸らされている時でさえコミュニケーションが取れているって感じる。

今は「対人間」っていう感じが強くなって、ライブが前よりもお客さんとの距離が近くなったなって思う。

かっこつけようと思ったら、歌詞はトブし、ギターはミスるし、今は自分に向いている環境だと思う。

イッセイ:今後もライブ活動をメインで活動は続けていくの?

 

恵良:この前、ISSEYでカバーを撮影したときに話したけど、社会人が平日に仕事終わった後にライブに来るのがどれだけ大変かっていうのわかった。

普段からそんなに仕事を早く終わることもできないんだなって、

だからなるべく、聴いて貰える手軽さがないとダメだなって思ってCDを流通するのは大変だから、サブスクリプションを使って配信していって、気軽に聴いて貰いたいなっていうのがあるんだ。

今は楽曲が簡単に聴ける環境があるから、パッケージされた音源だけじゃなくて、

YouTubeとかSNSライブ配信するのも楽しいかなって思っている。

もちろん、生で会えるライブハウスでの演奏も続けていこうと思っているよ。

 

イッセイ:もっと、リスナーとの距離を近づけるんだね。でもそれが恵良には合っている気がする。

 

恵良:イッセイも言ってくれたみたいに、裸になる曲しか書けなくて、自分の人生とか、悔しい・幸せだなって思う気持ちを書いて聴いてくれる人が共感してくれるといいな。

聴いた人が「自分にもこんなことあったな」とかまるで自分のことを歌っているような気持ちにしたい。

誰かにとってそんな時間が3分でも5分でも音楽を聴ける時間があったら、幸せだなって思うよ。

 

イッセイ:うん、恵良の歌ってどんな人生を送ってきた人でも必ずリンクする部分があって、年齢関係なしに。そこが今後どういう曲を作っていくのか楽しみになってきた!

 

恵良:一応、今年「まっしろ」っていうCDを作ってみて、そろそろ新しい音源も制作中ではあるんだよね。すごいまだ、準備中の段階なんだけど。

また、ギター1本の音源を作りたいなと思っていて、今度は「まっしろ」とは違って、アクティブな歌にしたいなって思う。

平成が終わる前に出します!

 

イッセイ:今回のインタビューをして、とにかく思ったのは多分、記事をここまで読んだ人は一回、恵良のMVを観ると思うよ。

 

そうだと嬉しいな〜〜〜!!!

 

恵良は人を裸にするのがお上手

恵良の音楽の特徴はどこを切り取っても、誰もが経験したことのある感情だったり、状況であることは間違いない。

正直者だからこそ、不器用になってしまう彼の人間性を表した「まっしろ」よかったら聴いてみてください。

 

また、来年もライブを誠意的に行う恵良翔、大きな悩み持って行ってください。

仕事でも家庭でも学校でも、不倫、いじめ、浮気

多分だいたい恵良は許してくれるはず。

ライブ情報

2019年1月9日@下北沢ラグーナ
2019年1月11日@下北沢WAVER

 

 

 

 

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