多分、このバンドを知っているのは本当にまだ限られている。
自分が音楽レーベルを立ち上げるとしたら、確実にスカウトしたい。
こんなにいいバンドがいるのかと。
odolについてご紹介します。
目次
odolは日本の音楽シーンを支える存在
曲名:生活/odol
福岡出身のミゾベリョウ(Vo.,Gt.)、森山公稀(Pf.,Syn.)を中心に、2014年東京にて結成。
現代のアートロックと言える先進性とオリジナリティ、日本語詞の歌と美しいメロディから生まれるポピュラリティを兼ね備えたロックバンド。
全楽曲の作曲をしている森山公稀は、現在東京藝術大学に在学中であり、舞台や映像作品の劇伴なども手掛けている。また、他アーティストへの楽曲提供も行なっている。
サウンドはシューゲイズな印象を持ちながら、メロディはポップスとしての印象を崩さない。
まあこんなありきたりな部分は他のコラムだったりインタビューを見たほうがいい。
あくまで僕は僕個人が感じたodolの魅力について自分勝手に語りたいと思います。
odolが使う日本語は美しい
メロディやリズムというのはある程度パターンがあって、それをどういう風になぞるのかによって音楽は生まれている。
だが、日本人が音楽を聴くときに大抵の人は「意味」を求めているんだと思う。
ここが海外との圧倒的な違いである。
だが、これは差ではなく、あくまで文化の違いでしかない。
よく日本の音楽は海外のパクリだと言われている。
そんなこと言うなよ。
ラーメンは中国のパクリだし、カレーはインドのパクリだ。
文化が影響しあって、国独自のコンテンツに変わっていくのは他でもない日本が証明しているのにさ
邦楽と洋楽と圧倒的な差は言葉にあって、日本はそこを進化させるべきなんだよ。
手紙の中身に 君なりの個性があって
並べたその文字に見惚れた
君の住む街に四月の花が咲いて
黒く染めた髪が舞う 季節を数えた
Aメロの歌詞だが、情景描写として大好物だ。
「君」の癖のある文字の表現が回りくどい。
でもこれが音楽でしか表現できない詩の世界なのだ。
「四月の花」も桜のことだろう。
この手紙と四月の花というキーワードで大切な人の別れが背景に感じられる。
火が灯る前の朝と夜の間に
街の光も届かない
いつかの 君とみた映画の最後の曲とか
二人抱き合うあのシーンとか覚えてないだろう?
それでいいけど
僕の好きな歌詞がここ。
全ての思い出を頭から引っ張り出して、どうでもいいシーンが浮かんで来る。
生活の中に潜む日常を断片的に切り取って、覚えてないだろう?っていうのが、覚えていて欲しい。という願いにも聴こえる。
「それでいいけど」の強がり。
くああああこれは俺の足つぼを心得ている、マッサージ師が書いたのかね?
いえ、ミゾべリョウです。
ミゾべリョウの脳みそが交換できる技術があれば・・・
正直、僕はこの曲を「俺のだ」って言ってしまいたい。
というか、なんだこのセンスの塊は。
日本の医療技術進んで欲しい。歌声から、歌詞のセンス、この薄口醤油みたいな顔の割に短髪が似合うとことか全部羨ましい。
絶対モテるだろうな。
いい映画観てそう。新宿でしかやってない映画とか観て育ってそう。
曲名:years / odol
この気だるそうな感じと清潔さ。
もちろんアップテンポで踊れる曲っていうのもとても好き。楽しいし。
でも、やっぱり日本人がどうしても嫌いになれない要素がodolには隠されているのではないかなと思う。
UK PROJECTは逸材を見つけてきたな本当に。
このバンドのドラムとピアノの掛け合いすごくない?
ヴォーカルが抜けたところで入って来るギターのフレーズもいい。
odolのニューアルバム出ちゃいました
そんなodolが10/24に3rd Album「往来するもの」をリリースしました。
曲名:時間と距離と僕らの旅/odol
こういう羽根の軽い曲もたくさんいいのあるので聴いてほしい。
みんな思わなかったかな?メンバー多。
でもね本当にodolのミュージック・ビデオはシンプルで清楚で綺麗。
iPhoneだけで撮影したってオシャレになりそう。
撮影の仕方教えてほしい。
とにかく引き出しが多くていいよね。
俺もしれっとメンバーに加わりたい。
今後のodolの未来はみんなで守ろう?ね?
3曲聴いてもらえたかと思うんだけども、もっとたくさん彼らのいい曲はあるので、Youtubeから観てね!
このバンドは事務所が〜とかファンが〜とかじゃなく、国民で守っていきませんか?
そういうNPO法人立ち上げませんか?
詩を大事にするアーティストは腐る程いる。だけど、このodolの歌詞は教育的な何かがある。
だから歴史の教科書に載せておいて、将来より日本の音楽が発展する八百長もあっていいんではないでしょうかね。
願わくばUK PROJECTさん、[Alexandros]先輩のO.Aとかに起用しませんか?
ワンマンでアリーナ埋められるアーティストの前にはO.Aをやって、次世代を育てようよ。
とにかく大好きなんですよ。
2016年からずっと気になっているバンド。もっと知ってほしいなって思います。
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